こんにちは、さきっぽです。

今回は、DIYで2重窓を作ったので作り方を紹介したいと思います。

2重窓というか簡易内窓のようなイメージです。

設置するのは脱衣所の勝手口の扉の部分。

冬場は脱衣所が冷えるため断熱のために2重窓・内窓を作ることにしました。

だから、防音のための2重窓ではありませんので防音の2重窓の作り方を調べてる方は他のサイト等をご覧ください。

使用した材料

材料は、ポリカーボネートと木材がメイン。あと、隙間埋めのゴムやフェルトなども使いました。

ホームセンターや通販でも2重窓のDIY用の部材は売られてますが、サイズ的なこともあって木材を使用しました。

ちなみに、ネットではこのような材料が売られてますね。

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簡単に作るならこのようなキットなど使うと早くできそうです。

ただ、サイズが合うのかは要注意ですね。

 

私が使用した部材

  • ポリカーボネート(ブラインドカーボ)
  • 杉胴縁 16×40 数本
  • 網押さえゴム 2.8mm×7m
  • アルミテープ
  • 100均 吸水テープ
  • 塗料

このようなものを使用しました。

2重窓の簡単なイメージと設計図

2重窓を作るにあたりどんな感じにするかイメージして設計図を考えます。

  • 勝手口の扉の枠の内側にはめ込み
  • 冬のみの仕様なので取り外しできる
  • 西日が入るので遮光もしたい

このような感じにしました。

扉の枠の内側にはめ込みで取り外し可能なので、市販のレールとかでは対応は無理なので木材で枠を作る方法にしました。

断面図はこのようなイメージです。

木で枠を作って溝を掘り、ポリカーボネート板をはさみます。ポリカーボネートの厚みと木枠の加工の都合で隙間ができるためゴムで隙間埋め。

窓枠と当たる部分は、傷防止と隙間埋めの兼用でスポンジ・フェルト系のテープを貼り付け。

表面は、2重窓の枠が奥に入りすぎないように化粧板のようなものでストッパー替わり。

できるだけ隙間はなくすようにする。

このようなイメージで作りたいと思います。

 

2重窓・内窓の作り方

2重窓の大体のイメージができたらサイズを決めて作成開始。

問題点1

2重窓を作る前に問題が一つありました。

それがドアクローザー

勝手口のドアクローザーが室内まで入り込んでいます。これが邪魔で2重窓の枠がはまりません。

これを交わすように枠を作るのも困難なので、ドアクローザー位置を変えることにしました。

念のため元の穴の位置を型取りしておきます。

位置を変更して、ドアの動きを確認して決めます。

手前側にスペースができたのでこれで2重窓の枠がはめれます。

元のネジ穴は埋め木をして塞ぎました。

 

枠の作成

枠に使用したのはホームセンターで買って余ってた胴縁。

1×材、2×材などでもいいかもしれませんね。

木が太いと重たくなったり、窓が小さくなるから適度なサイズがおすすめ。

 

枠の木にトリマー溝を彫っていきます。

トリマーのビットは5.5㎜だったかな?

 

2重窓は取り外しできるサイズにするため上下2分割の構造にしました。1枚モノにしたらシーズンオスの収納の際に邪魔になりそうだったから・・・

溝の加工ができたら仮組み立て

上下の部分だけ補強もかねて木材を追加してます。

枠を仮組して勝手口と合わせていきます。

この時、スポンジの寸法を考慮するの忘れて、枠ピッタリにしてしまいました・・・

 

あと、余ってた木材を薄く加工して化粧板のようにストッパーを付けました。

木枠を少し大きくしてトリマーで削ってストッパー代わりの段差を作ってもいいかもしれませんね。

 

枠ができたら先に色を塗っておきました。

以前、縁台を作った時の残りのキシラデコールのあまり。色が同じようだったのでよかったです。

色が乾けばポリカーボネートの取り付け

の予定できたが、隙間埋めのクッションを忘れてたので枠をトリマーで再加工してクッションを貼り付けました。

 

100均の吸水テープが厚みも良さそうなので選んでみました。

2重窓の枠の裏側よりに貼り付け。

ポリカーボネートの取り付け方法

枠が完成したのでポリカーボネートの取り付け。

今回選んだポリカーボネートはブラインドタイプ。

ホームセンターで見つけました。

西日が入ってくるもの気になってたので遮光できるのがいいかなと。

値段は3,000円くらいだったかな。サイズは910×1820、厚み4㎜。

通販ではあまり見かけませんね。リアル店舗で探すのがいいかも。

すりガラス状のポリカーボネートより少し高めでした。

 

5.5㎜の溝を彫ったので少し隙間ができますがこのゴムで固定しました。

網戸の押さえゴム。ちょっときつそうですがこれ使います。

 

ブラインドカーボは向きがあるから注意しながら作業します。

カットするのはカッターで切れます。

カットした面の小口にはアルミテープでふさぐそうです。

家にあったテープで代用

2重窓の枠を一部分解してはめ込んでいきます。

裏表、上下に注意

網戸のゴムで隙間を埋めてポリカーボネートを固定します。

2重窓の裏側で固定したので、少々はみ出ても見た目はわかりません・・・

ちょっときつめでしたがゴムなのではめ込むことができました。

 

上下2分割にしてたので2セット作りました。

これで、2重窓が完成したはずなので勝手口に設置してみます。

完成して判明した問題点

良い感じではめることができましたがちょっとした問題も。

少し細い木を使ってたせいか木の反りの影響で枠のゆがみがありました。上と下で少しだけズレが・・・

手で押さえると真っすぐになるので対策を考えます。

 

ちなみに、枠の木が細いこともあってゆがみが出ます。太めの木材でしっかりと作ればゆがみもないかな・・・

 

で、考えた結果上と下を固定することに。

クッションも付けてはめてるので簡単には落ちてこないのですが、上の2重窓が手前に落ちないようにするのも兼ねてピンで固定することにしました。

 

ホームセンターで見つけたピンです。

上下真っすぐに穴をあけてピンを差し込んだだけ。

簡単ですが、上下のズレもなくなって上下も固定できました。

 

次の問題が、隙間

写真でもわかるように、上下の合わせの部分に隙間があります。断熱目的なのでこの隙間も塞ぎたいです。

また隙間テープを貼ってみます。

枠に使った吸水テープがなくなったので別で持ってた断熱テープ。隙間埋まれば何でもいいでしょうね。

枠のあたり面に貼り付けます。

テープを貼ると隙間がなくなりました。

これで2重窓の完成!!

実際の効果としては、脱衣所の温度差まで測定はしてないですが断熱の効果はあると思います。

まとめ

2重窓をDIYで作ってみました。勝手口の扉の断熱目的なので縦長の2重窓になりました。

DIYで作ったメリットとしては、

  • 木材で作ったため材料費も安くすることがでた
  • はめ込むスタイルにしたので夏場などシーズンオスの際は取りはずしできる
  • 完成したときの達成感がある

こんなことかな

デメリットは、

  • 時間がかかる
  • ある程度の工具が必要

ってことかな。

手っ取り早く作るなら内窓レール等を使うとできるかもしれませんが、縦に長い場合はどうなんでしょうね??

DIYだと好きなデザインやサイズに対応できるのが良いところでもありますね。