こんにちは、さきっぽです。今回はヤマガラの餌付け方法を紹介したいと思います。
家ではシジュウカラやヤマガラ、メジロなどの野鳥が飛んでくるのでエサ台や水場などを用意してます。
観察してるうちにこんなこと考え始めました。
人懐っこいヤマガラは手から餌を食べてくれないかな~
ヤマガラに手から餌を与えてる動画とかもあるので可能だと思うのですがどうすれば・・・
少し悩んでみましたが、結果からお話しすると意外と簡単に手から餌を上げることができたので紹介します。
いつも同じところに餌があることを覚えさせる
家では隣の家との塀のところにエサ台を設置していました。
それがあるおかげで、ヤマガラやシジュウカラは毎日エサを求めてやってきます。
2020年の6月にはヤマガラが幼鳥を連れてやってきました。
いつもヒマワリの種を置いてるので生まれた雛を連れてきていました。
同じ場所に餌があるので頻繁に飛んできます。
庭で作業をしてても警戒しながらも餌を食べてました。
ただ、手から取ることもなく警戒心は強いまま・・・
馴れると手乗りも簡単あっという間
塀の近くのエサ台に人が近づいてもヤマガラは馴れてこないので、逆の発想で人の近くに餌を置くようにしてみました。
新しく作ったエサ台は軒下。
人が近いところにいても餌を食べに来るか観察を始めました。
新しいエサ台を作った初日はいつものエサ台の近くに置いて、こっちの台にも餌があることを学習させました。
で翌日に軒下にぶら下げて餌を置いてると徐々に餌を取りに来始めました。
これで部屋のそばまで飛んでくるようになります。
次のステップでは、窓を少し開けてカーテンで身を隠しながら手だけを出して餌を与えてみました。
いきなり手には止まらないのでエサ台の近くに手を差し伸べます。
最初は警戒してなかなか手には乗りませんが、ヤマガラの中でも警戒心の弱い子は手に乗り始めて餌を取っていくようになりました。
姿を隠して餌付けを繰り返したら、徐々に姿を見せても手から餌を取るようになります。
ただ、ヤマガラの中にも性格があるようで、怖がる子は近くまで飛んできたり手に乗ってもすぐに引き返します。
この後からは、手や人に馴れさせるため餌を台に置く量を減らし、人からもらえることを覚えさせていきます。
庭に飛んできたら手を出してひまわりの種を見せつけます。
すると手に乗って餌を持っていきます。
こんなことを数日間やってると馴れてきたヤマガラは餌が欲しくて近くに飛んでくるようになります。
庭で作業してても2mくらいまで飛んできて様子を伺ってます。
そこでポケットに隠してたひまわりの種を出して見せると手に乗って餌を持っていくようになりました。
場所ではなく人から
今まではエサ台から餌を食べてましたが、人からも餌をもらえると覚えてきたヤマガラは外で手を差し伸べても飛んでくるようになりました。
玄関の近くで手を出せば飛んできたり、2階の部屋から手を出しても餌を取りにやってきます。
怖がる子もいますがヤマガラは人懐っこいですね。
まとめ
ヤマガラの餌付けの方法を紹介しました。人への警戒を取ってやれば手乗りで餌付けは簡単にできました。
ただし、野鳥なので自力で自然の食べ物を探すのが一番なので、餌のやりすぎは要注意です。
ちなみに、ヤマガラとよく一緒に行動してるシジュウカラは警戒心が強いですね。
軒下のエサ台まで飛んできますが、人の気配があると怖がって逃げていきます。
姿を隠して餌をあげてるときに一度だけ手に乗っていきましたが、姿を出した状態では一切近づいてきませんね。