こんにちは、さきっぽです。今回は縁台の下に収納がある縁台をDIYで作ってみたので紹介します。
そもそも作ろうと思ったきっかけが、元から設置してあった縁台の長さが足りなかったから・・・
こんな感じです。
中古で買った家ですが、窓の端っこまで縁台がなかったんです。
縁台をずらせるか見ましたが全く無理だったので、このスペースを埋めるために縁台を延長しようと考えました。
ついでに、縁台の下を収納できるようにして、ちょっとした物や草履なんかも入れれたらと考えたわけです。
幅は40㎝くらいなので小さな縁台になります。縁台って言っていいのかなぁ・・・
とりあえず、縁台で収納できるのってどんなのがあるのか検索してみました。
楽天やアマゾンで収納できる縁台を探します。
多いのは、収納ベンチとかベンチストッカーとか言われる商品
グリーンライフ(GREEN LIFE) ベンチストッカー ブラウン 奥行45×高さ48.5×幅144cm アルミ 長尺物収納 ABS-144N
大抵はアルミ製の収納ベンチとかですね。木製の収納できる縁台って少なそう・・・
さすがにピッタリ合うサイズもないし、既存の縁台とのデザインも合わないのは問題外。
製品化されてるものを参考に作ってみようと思いましたが、四角い蓋つきの箱ってイメージですね。
収納するものは庭で扱うものばかりの予定だから、もっとシンプルにできないかと・・・
収納付き縁台の設計図
そこで思いついたのが前に作った縁台の構造を元に、下に収納かごを置く方法
例えば、下にブロックなどを引いて
上にかごの乗っける
この周りに脚を組んで縁台にしたら意外とシンプルな作りでできそう。
あらかじめ、幅、高さ、奥行きを測定してちょうどはまりそうな収納かごをホームセンターで購入
当然、縁台の材料となる木材の寸法も考えてかごを選んでいます。
縁台の材料に使用したのは、1×4材と2×4材。
あと、木材の腐食防止に水性のキシラデコール使いました。
いきなり縁台の土台部分完成してます・・・。
脚の部分の加工はこんな感じで行ってます。
脚が横板の土台になるように2×4をカット
のこぎりでまっすぐにカットできればいいですが難しいので丸ノコでカットします。
丸ノコの刃をカットしたい寸法に調整し、切込みを沢山入れます。
今回の場合は約19㎜。
いっぱい溝を切ったら残った木を折ります。細い木にしたら手でも折れます。
19㎜の深さでカットできますが、折った木の加工部分はガタガタなのでノミとかで平らにします。
細い方の加工は2本とか4本とかまとめると安定して加工できます。
脚の加工出来たら横板もカットしてキシラデコールで色塗ります。
土台の枠が完成するとかごを入れてみます。
いい感じに収納かごが入りました。
蓋の部分は4、隣の縁台と同じようなデザインにします。
同じくらいの幅の材木がホームセンターにあったので使います。
裏面はこんな感じ。
薄いベニヤ板に打ち等間隔で付けてます。横に固定してる棒は、蓋をした時の位置決め用です。
ちょうど台にはまるように2ヶ所固定してあります。
薄いベニヤで大丈夫?と思うかもしれませんが、上に乗って支えるのは棒の方なのでベニヤ板は薄くても問題ないですね。
今回の作ってる隙間の縁台は、収納部分の防水性を完璧にしようと思っていないので蓋するだけです。
収納部分の防水性をしっかりとしたいなら密着がよくなるように構造を考えた方がいいですね。
今回は、真上からの水はかからないようにしてる感じです。
横から見るとこんな感じ。
大雨降ると横から水がかかるかもしれませんね。
土台の脚の下はコンクリートブロックを置いています。
普段出入りするのは反対側の窓の方なので、こちら側がメインではないので簡易的な構造で仕上げました。
まとめ
今回は、縁台の端(隙間)に延長する形で収納できる縁台を作ってみました。
幅が小さい縁台だったので比較的簡単でしたが、サイズにあった収納かごを探すのに少し苦労したかな。
もっと幅の広い縁台の場合は、既製品のデザインを真似て長方形の箱に蓋つける構造でもいいと思います。
もし長い縁台を作るなら、今回の構造と前に作った縁台の構造を基本にするかな。
箱状にしたければ側面や底にベニヤ板を打ち付けてもOKですね。
1mとか1.5mの長さの縁台を複数作ってもいいですね。
収納できる縁台といっても、結局「箱」を並べるだけ。箱の上のデザインを縁台風にするのか、ウッドデッキ風にするのかです。
ウッドデッキの床下収納も有効活用できるので、ウッドデッキを作るなら全てとは言いませんが一部収納できるようにしたいですね。
DIYのいいところは好きなサイズに作って好きなデザインにできるところですね。