こんにちは、さきっぽです。
またまた久しぶりの投稿。
今回の話は、サイクロン集塵機の自作の話です。
DIYで色んな木工作品を作ってるのですが、丸ノコやトリマーのおがくずなどの木くずがけっこう出てくるので集塵機でも買おうと思ってました。
市販の集塵機を買おうと選んでいたところ偶然見つけたのが、ペール缶を使用したサイクロン集塵機。
家庭用の掃除機を利用してペール缶のサイクロン集塵機におがくずなどを集めるようにしてみました。
ペール缶を使用したサイクロン集塵機の作り方や必要なパーツ、メリット、デメリットなども紹介したいと思います。
ペール缶を使用したサイクロン集塵機の自作方法
ペール缶を使用したサイクロン集塵機も色々な方法がありました。
サイクロンの部分を1から自作したり、カラーコーンやペットボトルを利用したり、専用の部品を使用したり。
サイクロンの部分を1から作るのは凄く大変そうだし、出来上がった集塵機を見るとデカすぎてちょっと家では無理って感じ。
カラーコーンとかも大きすぎます。
そこで、サイクロン部分は市販のパーツでやってみることにしました。
こんなやつです。
ただ、このパーツでサイクロン集塵機を作ってもけっこうな高さになります。
あまり高くなると収納スペースの問題があったので出来るだけ低くしたいと思ってました。
私が選んだペール缶を使用したサイクロン集塵機のパーツ
アマゾンで調べると何種類かサイクロン集塵機パーツは見つかります。
そこで私の希望に合いそうなのがこのパーツでした。
初めに紹介したサイクロン集塵機のパーツと比較するとこんな感じです。
サイクロンのサイズが一回り小さい感じです。
さらに、ペール缶との接続部分が一番下ではなく上から3分の1位の位置。
完成イメージはこんな感じになると思います。
これだとかなりスッキリします。
接続パイプの径の部分が半分くらいで大きなゴミは吸えませんが、トリマーなどのおがくずなら十分じゃないかな。
値段も安いのでこのサイクロンパーツを購入。
あとは、ペール缶。
ペール缶もアマゾンで探しました。蓋が取り外せるペール缶。ロック付きのバンドが付属されてるので集塵機にはベスト。
あとは、ホース類を購入。
近所のホームセンターで洗濯機の排水延長ホースなどを買いました。
ホースバンドと掃除機などのノズルの接続継手パイプも。
これ同じ商品かな・・・
サイクロンのホース接続部分の径のサイズはこんな感じです。
2か所とも内径は約25mm、外径は29mmくらいです。
排水ホースのサイズはテーパー状になってるので良い所であいそうです。
とりあえず、必要な部品をそろえたらサイクロン集塵機の製作開始。
ペール缶を使用したサイクロン集塵機の作り方
ペール缶を使用したサイクロン集塵機の作り方といっても、ペール缶に穴あけてサイクロンを固定してホースをつなぐだけ。
作業工程は難しくないですが、ペール缶の加工だけが少し手間かな。
まずは、ペール缶の蓋に穴を開けます。そのために蓋の中心を探します。
マスキングテープを貼って簡易コンパスで大体の中心を探してみました。
すこし厚めの紙に2か所穴あけて簡易コンパス。
大体の中心がわかればサイクロンパーツを埋め込むために穴を開けます。
アマゾンの製品説明の画像では大きさは80mm。
とりあえず40mmの簡易コンパスを作って加工面を書いてみました。
穴あけの際にこれを目安に加工します。
約80mmの穴あけ作業・・・
手持ちの工具で出来る方法としては、ジグソーかドリルでの加工。
ドリルで穴をあけてジグソーで加工しようとしたけどうまくできなかったので、ドリル穴をいっぱいあけました。
穴の間隔を出来るだけ近づけてニッパーなどで切り取りました。
あとは、加工面の仕上げ作業です。
高儀 EARTH MANのロータリーヤスリを持ってたので、ドリルに付けて大まかに研磨。
あとは、現物合わせできれいに加工します。けっこう削らないとダメかな・・・
サイクロンパーツに紙やすりを巻いてゴシゴシ磨いてみました。
きれいに入るまで研磨します。
加工した穴を測ってみると約78mmでした。
あとはサイクロンパーツの固定。
コーキング剤を塗って、M5のボルトナットでしっかりと固定。
エアーが漏れないようにコーキングはやった方がいいでしょうね。
ここまで出来ればホースをつなぐだけ。
ホームセンターで買ったホースバンドはサイズを確認してなかったので大きすぎました。
変形させて使用しましたがネジ式のバンドとかの方がいいかもしれません。
形として完成したので実際におがくずを吸ってチェック。
ホースが半透明なのでおがくずが吸い込まれるのが確認できます。
一応、ペール缶の中におがくずは溜まりました。
ホースを見る感じでは、家庭用掃除機の方にはおかくずは吸いこまれてなかったようです。
とりあえず、ペール缶を使用したサイクロン集塵機は完成!!
ペール缶を使用したサイクロン集塵機のメリット・デメリット
ペール缶を使用したサイクロン集塵機のメリット・デメリットを自分なりに考えてみました。
ペール缶を使用したサイクロン集塵機のメリット
メリットとして思いつくのは、
- 値段が安くDIYでできる
- 掃除機、集塵機の掃除が楽
ペール缶を使用したサイクロン集塵機のデメリット
デメリットとして思いつくのは、
- 掃除機の性能で集塵力が変わる
- サイクロン集塵機の分のスペースが必要
まとめ
ペール缶を使用したサイクロン集塵機も検索すれば色んな形の物が出てきます。
私の場合はサイクロンの部分を自作せずに、市販されているパーツを使用しました。
全てを自作するのもいいですが、私のように市販のパーツを使用するのもアリだと思います。
サイクロン集塵機を通すことで掃除機や集塵機のフィルターのつまりとか掃除とかを、あまり気にしなくていいのは良いですね。